わたしは、実際ナードジャパンでアロマアドバイザー資格を受験しました。
アロマの資格を取得しようと思うと、いろんな協会があって迷いました。
その中でナードのアロマアドバイザー試験が想像していたより難しかったこと、ナードとほかのアロマ資格との違い、ナードが向いていると思う人など、わたしが調べたことや体験したことを含め本音でご紹介していきます。アロマに興味がある方はぜひ最後までお読みくださいね。
目次
受けるアロマの試験によって難易度は異なる
ナードのアロマは難しいことで有名
結論、ナードのアロマアドバイザーは難しいです!!
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アロマアドバイザー資格の難しい理由
実はわたしは、「なんとなくアロマを学んでみたい」という軽~い気持ちでナードのアロマアドバイザーを受講しました。
見学に行ったとき、先生がアロマについてオタクなみに詳しかったのです。
(あとで考えれば当然です。ナードはオタクです笑)
単におもしろそう!と思ったのが受講の決め手です。
ところが、授業が進むにつれ、「やばい・・・」と焦りだしました。
アロマに何を求めているのかによってナードがめちゃくちゃおすすめな方とそうでない方がいると思います。
単に癒しとか楽しさなのか、メディカルアロマとして資格取得を目指すのか、学ぶ理由や目的ははっきりさせておいた方がいいかもしれません!
結論、フランス発のメディカルアロマについてしっかり知識を身につけたい人におすすめです
以下、詳しく紹介しています。
アロマアドバイザーの試験内容
アロマアドバイザーの試験の内容は、アロマテラピーに関する基礎知識です。
基礎知識といってもほかの協会とはレベルが違います。
40種類の精油、6種類のハーブウォーター、6種類のキャリアオイルの特徴、成分や効能、禁忌などはもちろんですが、アロマの歴史や化学、解剖生理学や法律なども含まれます。
アロマの歴史はフランス人やイギリス人の名前や著書がでてきます。
ルネ・モーリス・ガットフォッセ
ジャン・バルネ
マルグリット・モーリー
ドミニック・ボドゥー
ロバート・ティスランド
さらに化学式を見たときは、超文系のわたしは寒気がしました。
イソプレンの構造図は?
分子式は?
分子量は?
ほかにも、法律や解剖生理学など、日常生活では使わない単語や内容ばかりなので、しっかり試験対策が必要です。
それ以外も、エッセンシャルオイルの種類や、それぞれの成分と効果、使用方法、安全性についての知識など幅広く問われます。
40種類の精油
6種類のハーブウォーター
6種類のキャリアオイル
たとえば
フランキンセンス
カンラン科で樹脂から採取され、その方法は水蒸気蒸留法で、主要英文はモノテルペン炭化水素類、抗菌や抗炎症、抗ウィルスに効く
と、全種類覚える必要があります。
例えばAEAJは全30種類で精油のみです。
わたしは、フランキンセンスは好きな香りなので、普段からスキンケアに使ったり、リラックスオイルを作ったりしてました。
正直、苦手な香りもあって、そちらは覚えるのも後回しになりました。
ここまで書きましたが、合格率に関しては、90%前後と言われております。すごい!
きちんと授業を受け、テキストを理解していれば、十分に合格を目指せる試験です。
筆記試験の傾向と対策
筆記試験ということも試験の難易度を上げています。
試験時間:2時間
問題数:100問前後
出題方式:選択問題、穴埋め問題、正誤問題、記述問題
けっこうボリュームあります。
記述問題の例としては
「精油の条件を答えなさい」
植物名(学名)、採油方法、採油部位、が明らかであること
芳香成分、残留農薬、屈折率、比重、旋光度についてロットごろに国内で分析、検査され、結果に問題のないことが確認されており、その結果を公開しているもの。
と書ける必要があります。
テキストを一語一句覚える必要あり
どこが書かせる問題で出るかどうかはわかりません。
漢字はひらがなではダメなので、習い事感覚で試験に挑むと撃沈します。
最近「書く」ということが少なくなっているので、漢字を覚えるのも大変でした。
アロマアドバイザーを受講する際の時間と勉強法
アロマアドバイザー資格を取得するためには一定の学習時間が必要です。
多くの方が受講から試験までの期間を約6ヶ月~1年程度としています。
勉強法としては、まずテキストとケモタイプ精油辞典をしっかり読み込み、基本的な用語や概念を理解することです。
独自の模擬試験を行ってくれる認定校もあります。
わたしの受けたスクールでは有料で実施していました。
過去問はないので、模擬試験とテキスト中心に出そうなところをとにかく覚えるのがいちばんだと思います。
講座料金についてはこちら
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アロマアドバイザー試験の体験談
わたしが受けたクラスは全員で3人で、ほかの二人も「想像していたよりも難しかった」とおっしゃってました。
40種類の精油、6種類のハーブウォーター、6種類のキャリアオイルそれぞれの効果効能や禁忌、また解剖生理学、歴史とかな~り範囲は広いです。
どのような場面でどのオイルを使うべきか、具体的なケーススタディが出題されることもあります。
とにかく講座を受けているときや試験勉強の段階で、理論だけでなく実際に生活の中でアロマを使うことをおすすめします。
同じクラスの受講生さんは、「受講のたびに復習をして、毎日少しずつ勉強して、試験の1ヶ月前からは集中して過去問を解いた」とのこと。優秀ですね。
ここまで書きましたが、試験そのものは、テキスト以外からは出ないので、授業や勉強をしっかり行えば、心配することなく合格できるというのが結論です。
ナードがおすすめの人
こんな方におすすめ
- イギリス流アロマテラピーではなく、フランス流を学びたい方。
- 精油の成分や効果・効能をしっかり学びたい方
- アロマに本気で、仕事にしたいかた
- 医療関係者など、メディカルアロマを学びたい方
- AEAJでは物足りない方
ナードで学べるのは医療としてのアロマテラピーです。
フランスでは精油はお薬として薬局で処方されています
日本の法律では、精油は雑貨です。薬事法などで効果・効能をうたってはいけないとなっています!
ナードの実習では、トリートメントオイルでも濃度5%のものなども学びます(植物油20㎖に対し精油20滴)。
AEAJでは、同じトリートメントオイルでも濃度1%程度なので、根本的に違います。
AEAJも同じアロマアドバイザーやアロマインストラクターという名前がついてますが、NARDの方が試験の難易度はかなり上です。
その分、アドバイザーだけでも専門的な知識を身につけることができます。
まとめ
ナードのアロマアドバイザーは、習い事的な感覚だとかなり難しいし、その上の専門家を目指すには基本という位置づけです。
ナードのアロマはメディカルアロマです。
エッセンシャルオイルの成分を詳しく学び、その成分が体にどのように働きかけるかを理解します。学んだ知識を基に、日常生活で役立つ実践的なアロマの活用法を学ぶことができるため、卒業後は自分や家族のためだけでなく、他の人にもアロマの魅力を伝えることができます。
知識を身につけ仕事に活かしたい!という方に向いています。
意気込みを持って、しっかり対策していれば、アドバイザー合格は大丈夫だと思うのであきらめず勉強しましょう!
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